トピックス (令和4年1月1日更新)



 

令和 4年 会長年頭挨拶

新年を迎えて思うこと


一般社団法人東京都技能士会連合会 会長 大関東支夫


(コロナ禍で知った日本の力)
 2年近く続いているコロナ禍ですが、皆様どのような新年をお迎えでしょうか。昨年末、新たな変異株「オミクロン」が出現し世界中で警戒体制に入っています。本来、ウイルスにはいろいろ形を変えて生き残る性質がありますので終息することはありません。今後も新たな変異株が出現し、従来株と入れ替わっていきますが、少しずつ収束の道に向かうと考えています。
 幸い日本はワクチン接種率の増加や国民のマナー順守もあり感染者も大きく減少し収束への明るい光も見えてきました。昨年は危惧されていたオリンピックが無事に開催でき世界からは日本の対応力の高さを評価する声も聞こえてきます。またコロナ禍にですが上場企業の5社に1社が最高益を上げています。国や都の税収も増収が見込まれています。これは日本の危機対応力が発揮された結果だと思います。

(今年はどうなるか)
 コロナは収束していくと考えますが、課題も顕著になってきます。
 一つは、従来の景気回復と異なりV字回復ではなくK字回復になります。回復軌道に乗れる人たちとコロナ禍の支援に頼ってきた人たちが破綻していく形に分かれ貧富の差が広まります。社会不安も重なり物騒な世の中になります。
 二つ目は、経済活動が活発化することで人材不足、資材不足、物価の上昇、環境悪化が起きてきます。国家間格差も拡大し国家間の紛争が深刻になります。
 特に中国は今年の秋に習近平総書記の再任時期となるため、文化大革命に似たような混乱も心配されます。世界が影響を受けます。
 三つめは、新型コロナ禍が長引いたことで、世界経済が復活するには相当の期間が必要となります。第二次世界大戦後と同様の時代を覚悟しなければなりません。失業、株安、革命です。
 日本はこれらの混乱や危機に的確に対応していかなければなりません。
 いま世界で巨大な利益をあげているのはGAFAと呼ばれる4つのIT企業です。これらはIT全盛時代に見事に合致した企業です。しかし私はこうした「形の見えない空気のような産業」がいつまで隆盛を続けられるのか疑問視しています。産業の基本は「ものづくり」だという信念があるからです。いつの時代でも、ものづくりに視点をあてた「ひとづくり」が基本です。
 日本には「衣食住工の手技を中心とした匠の技を持つ技能士」たちがいます。この人たちが健在でいる限りまた逞しく立ち直ります。これからが本当の底力を発揮するときです。
 地方の技能士を活用し「ものづくりの場」を創世し「ものづくり城下町」を取り戻す。それが本当の地方創生です。匠の技は頼りになる日本の宝です。

(国への要望)
 昨年末に、私は永田町の自民党本部に出向き令和4年度の予算要望をしてきました。もう一度元気な日本を取り戻して欲しいからです。

  1. 「こども庁」創設と同様に、技能士の抱える課題を総合的に相談、対応してくれる「ものづくり庁」又は「技能士庁」設置又は総合窓口の創設。
  2. 新型コロナ感染拡大に伴う技能士向け支援策
    特に仕事が激減している、調理師、和装着付、フラワー装飾など技能士の支援策と技能士として継続できる対応策。
  3. 技能士活動が円滑にできる支援策の措置
    (1)全国及び地方の事務所費用、イベント費用等助成
    (2)後継者育成活動に要する経費(見習い期間5年程度の給与補助)助成
    (3)地方の災害支援の行える財政的支援(=地域ブロック別に)です。
 これらの要望は今後も粘り強く要請していきます。特に昨年6月に全技連の特別顧問に就任していただいた堀内のり子(現ワクチン担当大臣)議員とも連携を密にし、技能士に対する「国会での理解と協力」を強めていきます。

(自分のことは自分で守る)
 今年は寅年です。皆さんと寅のように元気に頑張りたい気持ちです。そのためには自分の健康が大事です。私ごとで恐縮ですが、私もこの3月で79歳になります。有り難いことにドック検診ではどこも「異常なし」です。
 私なりに健康の秘訣があります。次の5つです。種明かしをします。
 @ た:食べること(身体に良いものを)
 A ね:寝ること(1日延べで8時間以上)
 B あ:歩くこと(1週間で5万歩目標)
 C か:快便(大腸を強くして免疫力を高める)
 D し:仕事&趣味。この5つの頭文字をとり「たねあかし」です。
 人生100年時代です。
 皆さん、健康に留意し明るく元気な年にしていきましょう。



「グッドスキルマーク」を活用しましょう

 この取組は、一級技能士等が持つ熟練の技能を活かした製品等に、「グッドスキルマーク」の表示を認めることで、優れた技能によって製作された高付加価値の製品であることを国内外の消費者に向けてアピールし、ものづくり日本の再興と、熟練技能の継承を図ることを目的としています。
  ●グッドスキルマークの概要
 グッドスキルマークを通じて、技能検定制度や、ものづくり日本を体現する技能を活かした製品等の普及・推進を図るこの取り組みは、中央技能振興センター等をとおして既に始まっています。
  ●令和2年度認定製品一覧(厚生労働省のページへのリンク)
  ●平成31年度(下半期)認定製品一覧(厚生労働省のページへのリンク)
  ●平成31年度(上半期)認定製品一覧(厚生労働省のページへのリンク)
  ●平成30年度認定製品一覧(厚生労働省のページへのリンク)
  ●平成29年度認定製品一覧(厚生労働省のページへのリンク)


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